ちょっと辛口な内容から入るのですが、モアに来られる生徒さんの中には、もちろん
前に別のところでお勉強してモアに移って来られる方もあります。
受け入れて一番明らかに違うのは、『読み』『書き』が苦手ということです。
たくさん単語も知っていて、ある程度はスムースな会話ができるのに、書かせたら、読ませたら、
すごく適当なことになっていたり、文字を音に替えることもできない方が多いです。
これはおそらくクラスにたくさんの人数が入っていて、書く能力や読む能力を個別に
見てあげてないのだと思います。これでは生徒さんが気の毒です。
さて、4skills(reading/ writing/ speaking/ listening) ともう一つgrammar, は切り離せません。
全てが整ってようやく言語運用能力が伸びていきます。モアでは幼児クラスからPhonicsを導入しています。
教材は、松香フォニックスや今年はJolly Phonicsを活用していますが、これでは不十分です。
一人一人の理解度に合わせて伸びを助けるにはやはり手作り教材が良いです。
昨年度はかなりフォニックスが成功しましたので、子供たちは読みたくて仕方がありません。
読むことが楽しい仕掛けを手作り教材ではいくらでも付け足すことができますし、難度も自由に調整が
できます。
今年作ったのは、Phonics Stepping Stone (フォニックス飛び石ゲーム)です。スタートから読み始め、
一回読み間違うと、スタートに戻るという非情なゲームです。これが受けて、子供たちは必死に頑張ります。
そして、個人戦ではなくいつもグループで助け合いながらゴールを目指します。
フォニックスが身に着いたらこれは消えることはありません。4,5,6年生は気持ちよく絵本を読んでいます。
*写真のゲームはどんどん作り替えられて、来週はまた違うものになっているでしょう。
Naomi