インバウンドで大成功の瀬戸内海に浮かぶ直島を訪れた時のアートの底知れぬパワーを感じたことを思い出し、
コロナ禍で子供たちに会えない間、アートの力を借りようと直感で思いました。
お絵描きハンカチというお絵描き用に出されているハンカチを一人一枚送付して
一人一人に思い思いの絵を描いてもらいました。
今、集まったハンカチはモアの西側にずらりと並んで、風にたなびいています。
雨でにじんでしまったものもありますが、これはコロナ休講とオンライン授業の時期を
みんなで乗り切った証でもあります。
20センチ四方のキャンバスには子供たちの思いがいっぱい表現されています。
中には思いが溢れて、胸を打たれる作品もあります。
例えば、入学式だけ行って、次の登校が待ち遠しい新一年生の見た小学校の校舎。
野球男子が描いた真上から見たグラウンド。通常の日を待ち望む気持ちが溢れる、
心打つものがたくさんありました。
さて、今月はモアティーチャーズはいつもの笑顔以上の笑顔で子供たちを迎える
事を心がけて実践しています。
なぜか、それは子供たちの心がまだまだ心配だからです。
ハンカチに描いた子供たちの想いはまだまだ叶えられていないし、
見通しがない今です。子供たちの心は大人が気づかないところで
萎縮したり抑えられたりしているかもしれないと思います。
だから、カンタンにできて、すぐにほっとすること、
Keep on smiling! 笑顔を絶やさず。
を保護者の皆様と実践していきたいと思います。